第3・4学年 道徳学習指導案 
平成13年5月31日
指導者 小林 正樹
1.相手のことを心から考えよう
    絵本を使った授業(自作)
     『りんごがひとつ』(ふくだすぐる 作・絵)
 
2.本時の目標
 (1)場合によっては許すという寛容の心を抱かせる。
 (2)実際のケースについて、様々な考えに触れることができる。
 
3.指導過程
学 習 活 動 指導上の留意点

1 「最近“許せない!”と思うことはありま   せんか?」
   【発表する】   

2 「次の場合、あなたは、許せますか?許せ   ませんか?」
   A:3日間も続けて宿題を書いこないA     君。
   B:掃除の時に、なぜか掃き掃除しかし     ないBさん。
   C:ちょっと太ってて、めがねをかけて     いる子を、「めがねブタ!」とバカ     にしたC君。
   【選ぶ・理由を発表する】

3 『りんごがひとつ』を読み聞かせる。
   【聞く・選ぶ】

   
4 「最終的には、このおさるを許せますか?」
    【選ぶ・理由を発表する】



5 「今日の授業の感想を書きましょう。」


 

・いきなり聞いても難しいと思われる ので、自学に書かせておく。家族に インタビューもさせておきたい。



・ABCについて、「許せる」「許せな い」の人数を確認する。

・その理由も発表させる。

・教師の考えは、次の絵本の読み聞か せを終えた後に述べる。


・途中で4度、「許せる」「許せない」 の判断をさせる。


・おそらく、「許せる」が多数をしめる ことだろう。「本当にそうなのか」と 問いかけ、さらに深く考えられるよ うにしたい。

・3年生は4行以上、4年生は5行以 上で感想を書かせる。
 時間があれば発表させたい。
 
 

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